痛みの少ない手技療法

東洋医学/操体法/骨盤調整/頭蓋骨調整

骨盤セルフケアについて

骨盤調整のお話をする前に簡単に骨盤について説明致します。

骨盤は左右2つの「腸骨」と、その間にある三角形の「仙骨」からできています。腸骨と仙骨は、骨盤の後ろにある「仙腸関節」で繋がっています。あるお医者さんでは動かないといっている人もいれば、少なからず動くといっているお医者さんもいます。腸骨の下には「坐骨結節」という骨がゴリゴリあたるところがあります。

身体とは常に動いています。首をひねったり、腕を回したり、マウスやキーボードの操作など筋肉への負担を続けることによって硬くなり、歪みをを発生してしまいます。そしてやがては背骨や骨盤など全身に歪みの連鎖を生じてしまいます。
足の長さだけを調整するのであれば、長い方の足で「ケンケン」すれば戻ります。何が言いたいかというとそのくらい歪みやすい、動きやすいということです。問題となるのは骨盤の歪みを引き起こしている筋肉のアンバランス、縮んで硬くなっているのがいけないのです。

腰痛で病名がつく人は「15%」くらいと言われています。

デスクワークなどで、お腹を突き出して座る姿勢をとったり、体を後ろに傾けた姿勢をとったり、左右に傾く姿勢で座る方も多くいらっしゃると思います。このような座り方では、腰からお尻にかけて筋肉や靭帯がゆるんだり、お尻にかけて筋肉が引っ張られて痛みを引き起こします。さらに腰から脚へのびる筋肉も緊張するので、腰痛や、膝の痛みなども誘発されます。
骨盤は背骨を支える土台となります。ですので、骨盤の歪みは腰椎をも歪ませてしまい、腰周りの筋肉に偏った緊張や硬結を引き起こしてしまうので、腰痛や膝痛等の不調でお困りでしたら何度か骨盤の歪みを調整することをお勧めいたします。

そして腰椎や仙骨からは多くの自律神経が出ていて、下腹部の内臓(大腸、消化器、必尿器、生殖器)の働きを調節しています。腰に歪みが生じると内臓の働きも乱れますので、腰や骨盤の歪みを調整することで間接的に下腹部内臓の調整をすることができます。

ストレッチで骨盤セルフケア

骨盤は、身体の上半身と下半身をつなぐ重要なところです。骨盤が歪むと、身体全体に歪みが生じてしまいます。骨盤の歪みは生活習慣の癖などによって左右上下の筋肉のバランスが崩れて起こります。

太ももの前のストレッチ
★始まりの姿勢★
正坐からお尻を持ち上げ、膝と足先を揃えて膝立ちの姿勢になります。

①片足を前に出して、太ももとふくらはぎを90度に立てる。
②息を吐きながら、上体を反らし、前足に体重をのせていきます。
後ろ足の太ももの前の筋肉を伸ばしていきます。ストレッチを行う時間は60秒~90秒程気持ちいいくらいの加減で伸ばしていきましょう。
腰、お尻、太ももの外側のストレッチ
★始まりの姿勢★
仰向けに寝て手足をリラックスさせます。

①左膝を立てます。
②左膝を立てたまま、片方の足を飛び越えて外側に置きます。
③息を吐きながら、上体を右へねじっていきます。
④ねじったまま、60秒から90秒程キープしましょう。
腰、お尻のストレッチ
★始まりの姿勢★
仰向けに寝て手足をリラックスさせます。

①両膝を曲げて胸で抱えます。
②そのままお尻を浮かせるように伸ばしていきます。
ストレッチを行う時間は60秒~90秒程気持ちいいくらいの加減で伸ばしていきましょう。

ちょっと豆知識

足の内側に内転筋という筋肉があります。この筋肉は骨盤を安定させる働きがあります。内転筋は私生活の中でほとんど使わず、一番最初に衰える筋肉と言われています。内転筋が衰えると骨盤は広がりウエストが崩れたり、下っ腹がポッコリしてきたり、腰痛や便秘などの不調も現れます。
そして、足の筋肉は人体で、最もカロリー消費が多いので、ダイエットも踏まえて足の筋肉を強化することをオススメしています。ダイエットがうまくいかないという方は食事の制限だけをしている方も多いです。食事制限だけでは、筋肉にも栄養は行き渡らず、弱体化してしまいますので、尚更カロリーが消費されずらく、痩せにくい、そしてリバウンドをしやくすくなります。ですので、足の筋肉を強化して骨盤を閉めて、効率のよいカロリー消費を促すのがダイエットやリバウンド予防、そして腰痛の要望になります。

2019/2/27